2025/05/05 10:18

八窪章吾 

Shogo Hachikubo solo Exhibition  

-TALK-


2025年5月31日(土)~6月15日(日)

月~土:13:00~19:00(日曜~18:00)


休廊日:6.29(月)・10(火)

※作家在廊日:5/31,6/1、6/7,8、6/14,15

※6/6よりDMでの通販も受け付けます

@GOTTA Kudanshita(東京都千代田区九段南2-2-8 松岡九段ビル201)


2025年5月31日(土)~6月15日(日)、

GOTTA九段下では造形作家・八窪章吾の個展を開催いたします。

いそいそと焼きたてのパンを運ぶ人。どこに向かっているのでしょう。

ふと振り返り佇むいきもの。なにを見つめているのでしょう。

軽やかな手振りをしながら足をとめる人。だれと話しているのでしょう。


掌のスケールの小さきものたちは、一見すると弱く儚く思えますが、

その小ささゆえに、わたしたちの脳裏のなかをあそぶ、自由さをもっているのです。


八窪はあえてベースの素材に石粉粘土を選びます。

そこに鉱石粉末、陶芸顔料、漆喰、岩絵具、和紙などを作品に応じて混ぜ合わせ、

繊細な手技で時間の重なりを表現していきます。

だからでしょうか、手で触れたとき、愛のようなものを感じるのです。


本展のタイトルを八窪は「TALK」とあらわしました。

つまり「向こう側」があって始まる営み。

それは、誰かとの関わりの中で生まれる物語。


96年前も今も、誰かと誰かが交差する空間の中で

ぜひご覧いただければ幸いです。


Profile

Shogo Hachikubo 八窪章吾 

造形作家

岐阜県恵那市在住。日常に溶け込む小さなアートオブジェを制作。鑑賞するだけでなく、触れて握りしめることで新しい感覚を呼び起こし、愛着を感じさせる いきもののようでもある。作品の物質的価値だけでなく、作品が空間においてつくり出す光と影、風景や時間、そして作品の佇まいが紡ぐ物語は多くの人を魅了している。

https://www.hachikuboshogo.com/


<素材のこと>

主な素材は石粉粘土は石の粉末を主成分としたものです。(銘柄はラドール)

石はタルクと呼ばれる鉱石で最も柔らかい石と呼ばれています。

存在の無名性と変容性、自由性がこの素材の魅力であり、可能性を秘めています。これらの特徴が自身のアイデンティティと重なる部分が多いと八窪は述べています。


Information

会期:2025531日(土)~615日(日)

月~土:13:0019:00(日曜日~18:00

休廊日:6.29(月)・10(火)

※作家在廊日:5/31,6/1、6/7,8、6/14,15

会場では作品の展示販売を行います。

6/6よりDMでの通販も受け付けます


GOTTA  Kudanshita 竹田 mineosha@icloud.com