Vol.20

＋チーズで

禁断の！？組み合わせ

程よい酸味とはちみつならではコクを感じる甘み。

そんな特徴を持つはちみつレモンは実は万能調味料。

今回はチーズとの組み合わせをご紹介。

甘じょっぱ、酸っぱの味は

やみつきになる美味しさです！

～甘・塩・酸は

あと引く味に～

”チーズにはちみつ”はみんなが知ってる美味しい組み合わせ。実は、はちみつレモンもチーズと相性抜群なんです。おやつのホットドッグに、はちみつレモンと粒マスタードで和えた千切りキャベツをたっぷりとはさんでとろけるチーズとともに頬張りました。ウィンナー、とろけるチーズと合わさり甘じょっぱい幸せ。ピクルスの代わりに乗っけたレモン果肉がいいアクセントになり味を引締めてくれます。

はちみつレモンチーズホットドッグ

■材料（パン2個分）

ホットドック用パン　2個　

ウィンナー　4本　

千切りキャベツ　50g　

バター　10g　

はちみつレモン　大さじ2　

粒マスタード　小さじ1　

漬けたレモン果肉　1枚　

とろけるチーズ　お好み量

■作り方

１.パンに具材を挟むため切り込みを入れ、バターを切り口の内側に薄く塗る。

２.ボールに千切りキャベツを入れはちみつレモンと粒マスタードで和える。

３.ウィンナーをフライパンで焼き目が付くくらい焼く。

４.1に2を挟み、3を2本づつ乗せとろけるチーズをかけ6等分に切った果肉を3つづつ乗せる。

５.4をトースターでチーズが溶けるまで焼く。

はちみつCOLUMUN

～はちみつはミツバチの保存食～

ミツバチの働きバチが一生に作るはちみつはスプーン一杯。せっせとはちみつを貯えるのは、寒い季節が苦手なミツバチが仲間と食べるための保存食にするのです。糖度が約80度と高いはちみつは、細菌が高糖度の中では繁殖できないのでほぼ腐敗しない自然の恵みです。人はミツバチから分けてもらい甘味料にしたりビタミンやミネラルもバランスよく含まれることから健康、美容にと役立てています。ミツバチに感謝して、瓶の底に残ったはちみつも残さず使い切りたいですね。

河村千影

はちみつ料理研究家。一般社団法人日本はちみつマイスター協会代表理事。漢方スタイリスト。養生薬膳アドバイザー。ただ甘いだけじゃないはちみつの味わいや活用法、その健康や美容への効果などを協会主催の講座やワークショップ、薬膳料理教室、カルチャーセンターで教えている。はちみつと薬膳をかけ合わせた料理を提案。

レシピ掲載『aromatopia』No156（フレグランスジャーナル社）『リンネル』2020年5月、6月号（宝島）テレビ朝日『食彩の王国』2021年6月5日放送はちみつ特集/家庭料理担当