2024/04/17 10:00

Vol.13

年中定番のサツマイモを

はちみつレモンでおいしく!

程よい酸味とはちみつならではコクを感じる甘み。

そんな特徴を持つはちみつレモンは実は万能調味料!

今回は年中食べたいサツマイモのレシピ。

はちみつレモンの酸味がサツマイモの甘みを引き立てます!


~サツマイモを箸休めの副菜に~



スーパーの入口に一年中焼き芋コーナーがあるなと思っていたら、先日、ドラッグストアの店頭にも焼き芋機が登場していました。「いも•くり•かぼちゃ」は女性が大好きとされていますが、焼き芋は冬の風物詩ではなく、通年通して今や定番食になっているようです。また最近のスーパーで見かけるサツマイモの品種が豊富なのにも驚かされます。

サツマイモをはちみつで甘く蜜煮にする家庭のレシピがありますが、レモンの酸っぱみを加えて煮ると甘さの後にさっぱりとした味わいが残り、蜜煮とは違ったおいしさがあります。

小振りなさつまいもを見かけたら、はちみつレモン煮にして箸休めの副菜にぜひ。


サツマイモのはちみつレモン煮


 

■材料(作りやすい分量)

サツマイモ(紅はるか)細め…2本 

酒…大さじ1 

はちみつレモン…大さじ2

 

■作り方

1.サツマイモをよく洗い、皮付きのまま一口サイズに切る。

2.厚手鍋に酒を入れ、1を重ならないように並べる。

3.2にはちみつレモンをまわしかける。

4.3を火にかけ沸騰したら弱火にし、蓋をして約10蒸し煮にする。

はちみつCOLUMUN

~はちみつは季節の花の味わい~


暖かくなり菜の花や桜が咲き出すと、ミツバチたちは春の訪れとともに巣箱から一斉に飛び出し花の蜜をせっせと集めます。たくさん群生して咲く菜の花の蜜を仲間と一緒に集めて巣箱に持ち帰りはちみつを作り出すと、菜の花のはちみつができます。お花の名前がついているはちみつは『単花蜜』と呼ばれます。それぞれの花の蜜には特徴があるので、はちみつ専門店に行かれたら、桜や菜の花、蓮花のはちみつを食べ比べるように試食してみてください。きっと好みの味わいを発見できます。


河村千影

はちみつ料理研究家。一般社団法人日本はちみつマイスター協会代表理事。漢方スタイリスト。養生薬膳アドバイザー。ただ甘いだけじゃないはちみつの味わいや活用法、その健康や美容への効果などを協会主催の講座やワークショップ、薬膳料理教室、カルチャーセンターで教えている。はちみつと薬膳をかけ合わせた料理を提案。

レシピ掲載『aromatopiaNo156(フレグランスジャーナル社)『リンネル』20205月、6月号(宝島)テレビ朝日『食彩の王国』202165日放送はちみつ特集/家庭料理担当