2024/01/16 10:00
Vol.10
豆のペーストは甘いほうがいい
程よい酸味とはちみつならではコクを感じる甘み。
そんな特徴を持つはちみつレモンは実は万能調味料!
今回はひよこ豆のペーストを作ります。
はちみつレモンのほどよい甘さがやみつきに。
~ひよこ豆のペーストにほどよい甘さを~
子供の頃から豆は身体にいいから食べなさいと母に言われ育ちました。今も豆腐や納豆はほぼ冷蔵庫にストックがあります。大人になるにつれ、いろんな豆のバリエーションにふれる機会が増え、カフェのメニューにひよこ豆を揚げたファラフェルのサンドイッチがあれば思わずオーダーします。ファラフェルにはちみつレモンヨーグルトのソースをかけていただくのも美味しそうですが、今回はひよこ豆をペースト状にしたフムスのような、バゲットに乗せて食べたいペーストの調味料にはちみつレモンを使います。実際のフムスはニンニクと塩が味の基本ですが、はちみつの優しい甘さが加わると、これまた美味なのです。
ひよこ豆のはちみつレモンペースト、バゲットのせ
■材料(作りやすい分量)
ひよこ豆缶詰…1個(100g)
ニンニク…1片
白練りゴマ…大さじ1
オリーブ油…大さじ1
はちみつレモン…大さじ2
塩…小さじ1/3
パンお好みで
パプリカパウダー…少々
パクチー…少々
■作り方
1.ニンニクをすりおろす。
2.フードプロセッサーにひよこ豆、ニンニク、白練りゴマ、オリーブ油、はちみつレモン、塩を入れ滑らかになるまで撹拌する。
3.2が固い仕上がりの場合はオリーブ油を少し足す。
4.3を器に盛りつける。
5.4にパプリカパウダーとパクチーをトッピングして、パンを添える。
はちみつCOLUMUN
~優しい甘さのはちみつレモン~
クセがなく食べやすいと言われるアカシア。酸味や苦味がほとんど感じないはちみつを選ぶと、素直な甘さのはちみつレモンができあがります。今回の豆のペーストには、そんなアカシアやクロガネモチ、ユリノキ等の蜜源が相性がいいはちみつです。結晶したはちみつは、レモンから出てくる果汁に溶かしながら作ってみてください。
河村千影
はちみつ料理研究家。一般社団法人日本はちみつマイスター協会代表理事。漢方スタイリスト。養生薬膳アドバイザー。ただ甘いだけじゃないはちみつの味わいや活用法、その健康や美容への効果などを協会主催の講座やワークショップ、薬膳料理教室、カルチャーセンターで教えている。はちみつと薬膳をかけ合わせた料理を提案。
レシピ掲載『aromatopia』No156(フレグランスジャーナル社)『リンネル』2020年5月、6月号(宝島)テレビ朝日『食彩の王国』2021年6月5日放送はちみつ特集/家庭料理担当