Vol.9

おせち料理に変化球！　

はちみつレモンで紅白なます

程よい酸味とはちみつならではコクを感じる甘み。

そんな特徴を持つはちみつレモンは実は万能調味料！

今回はおせち料理の定番、紅白はますをはちみつレモンで。

お酢の酸味が苦手な人でもこれならパクパク食べられます。

～甘酢の代わりにはちみつレモンを～

お酢のツンとした酸味が苦手で、家族があまり酢の物を食べてくれないと聞くことがあります。

お酢のかわりにレモンの爽やかな果汁でおせちの定番、紅白なますを作り置きしてみませんか。塩の分量はお好みで調整して、ジップ袋で漬けると少ないはちみつレモンで全体に味がゆきわたります。冷蔵庫で3～4日保存できるので、多めに作っておけば、おせちに飽きたらサンドイッチやサラダの具材にしても美味しくいただけます。

はちみつレモンの紅白なます　

■材料（作りやすい分量）

大根…1/3本

京人参…1/2本　

塩…小さじ1　

はちみつレモン…大さじ4

■作り方

１.大根と人参は皮をむき千切りにする。

２.ボールに1を入れ塩を全体にまぶし、15分ほど置き水分を出す。

３.ジップ袋に2の水分を絞って入れる。

４.3にはちみつレモンを加えなじませる。

５.冷蔵庫で冷やす。

はちみつCOLUMUN

～国産レモンの旬、到来～

広島県のレモンが旬。輪切りにして色の明るいはちみつに漬ければ、青みがかった皮も料理の彩りになります。さらさらのアカシアは果糖を多く含んでいるので、甘味のはっきりしたはちみつレモンが作れますよ。

河村千影

はちみつ料理研究家。一般社団法人日本はちみつマイスター協会代表理事。漢方スタイリスト。養生薬膳アドバイザー。ただ甘いだけじゃないはちみつの味わいや活用法、その健康や美容への効果などを協会主催の講座やワークショップ、薬膳料理教室、カルチャーセンターで教えている。はちみつと薬膳をかけ合わせた料理を提案。

レシピ掲載『aromatopia』No156（フレグランスジャーナル社）『リンネル』2020年5月、6月号（宝島）テレビ朝日『食彩の王国』2021年6月5日放送はちみつ特集/家庭料理担当