2023/07/16 17:13
vol.4
しょうゆ:はちみつレモン
1:1でタレになる
程よい酸味とはちみつならではコクを感じる甘み。
そんな特徴を持つはちみつれもんは実は万能調味料!
今回はしょうゆと合わせた甘辛タレをご紹介。
夏バテを吹き飛ばす、豚肉料理で使います。
~甘辛にレモンの爽やかさで食欲不振の夏にも!~
今年も茹だるような暑さの夏がいよいよ到来。食欲不振になりがちですが、パワーになる肉魚も摂りたいもの。そんな時にも食欲をそそる、甘辛ダレのご紹介。しょうゆ1に対してはちみつレモン1でお肉のタレに。甘辛にレモンの清涼感が加わることで、食欲不振になりがちな季節に、さっぱりとお肉がいたただけます。今回は豚肉を使いますが、鶏もも肉にも。また、ブリなど魚にもおすすめです。
豚ヒレ肉のはちみつレモンソテー
■材料(一人分)
豚ヒレ肉中厚3枚
小麦粉大さじ2
サラダほうれん草お好み量
プチトマト3個
塩小さじ1
酒大さじ1
はちみつ小さじ2
オリーブオイル大さじ1
はちみつレモン大さじ1
しょう油大さじ1
■作り方
1.ジップ袋などに豚ヒレ肉を入れ塩、酒、はちみつを加えもみ、冷蔵庫で2時間ほど浸けておく。
2.サラダほうれん草は洗って水気をふく。トマトは食べやすい大きさに切る。
3.1の豚ヒレ肉を取り出し、小麦粉を両側にふりかけコーティングする。
4.フライパンにオリーブオイルをひき中火にし、3の肉を両面焼く。
5.4の肉に火が通ったらはちみつレモンとしょう油を入れ蓋をししばらく蒸し焼きにする。
6.5の蓋を開け、たれが小麦粉でトロッとしたらよくからめる。
7.お皿に2を盛りつけ、6の肉を盛る。
はちみつCOLUMUN
~スーパーで賢くはちみつを選ぶ方法~
~はちみつに浸けて肉を柔らかくする~
はちみつは保湿力に優れ、のどの潤いにもいいし、またビタミン、ミネラル、有機酸などが含まれるので健康にいいと言われています。その他、はちみつに含まれる酵素のプロテアーゼが肉の組織に浸透して柔らかくするというメリットも。ひとてまかけたい時は料理の前にお肉を浸け置きしてみてください。肉を焼く時には、焦げやすくなるので火加減に注意。
河村千影
はちみつ料理研究家。一般社団法人日本はちみつマイスター協会代表理事。漢方スタイリスト。養生薬膳アドバイザー。ただ甘いだけじゃないはちみつの味わいや活用法、その健康や美容への効果などを協会主催の講座やワークショップ、薬膳料理教室、カルチャーセンターで教えている。はちみつと薬膳をかけ合わせた料理を提案。レシピ掲載『aromatopia』No156(フレグランスジャーナル社)『リンネル』2020年5月、6月号(宝島)テレビ朝日『食彩の王国』2021年6月5日放送はちみつ特集/家庭料理担当